The Central Highland Lake
タスマニアには沢山の湖があります。セントラルハイランドにあるグレートレイクは南北30km、東西10kmに及ぶ巨大な湖です。それらの殆どには、ブラウンを初めとするトラウトが生息しています
実は、これらの湖の殆どは、発電用のダムで、元々あった湖より大きくなっています。タスマニアの電力は100%水力発電。その為に多くのダムが造られたのでした
その結果、立木も多くボトムのストラクチャーもトラウトが生息するにも、また釣りをするにも絶好の環境を提供してくれています。
このページでは、これまでに訪れたタスマニアの湖をご紹介しております。
タスマニアの湖はどれも大変広い湖です。ボートのエンジンはどれも100馬力クラス。それでも移動は一苦労です。従って、利用するボートランプを起点にポイントへと向かうことになります。
殆どの湖は、とても1日で回りきる事はできないでしょう。
またその年の天候・降雪降雨量によって、湖の形はずいぶん変わってしまいます。いくつかある島が一つになってしまったり、有るはずの半島が無くなっていたり。。
幾たびに、新しい景色を見せてくれるのも、タスマニアの湖の楽しさです。
- セントラルハイランド中央に位置する巨大な湖。ブラウンとレインボーが生息。魚体のサイズは大きくアベレージが40~50cmほど。ほとりにはロッジが多く点在している
- セントラルハイランドの西側に3000湖の湖が広がる、ウェスタンレイクスの一つ。水深は全体的に2m前後とシャローで、ターゲットはブラウン。アベレージサイズは大きいがプレッシャーも高い
- ウェスタンレイクスでは最も大きい湖の一つ。最深部は40mあるが全体的に2~3mとフラット。ターゲットはブラウンとレインボー。アベレージサイズは小型ながらアグレッシブなトラウトが多い
- グレートレイクから車で南に30分ほど下った場所にある。湖のサイズは大きくないが、オーサーズレイクと並び有名な湖。エサでの釣りはできない。ブラウンがメインだがレインボーも少し生息している
- ブロンテ・ラグーンの東にある大きな湖。ストラクチャーも多く、ハッチの数はタスマニアでもトップレベル
- ガイドにベストレイクを尋ねると、誰もがこのオーサーズレイクと言う。最もポピュラーでアングラーも多いが、それでも魚は十分アグレッシブ。アベレージサイズも大きく、タスマニアレコードはここであがっている
- 湖までの道が険しく、特にアングラーが少ない。ターゲットはブラウンが主体で少しのレインボーも生息。アベレージサイズは30cm程度だがプレッシャーが低く、アグレッシブなトラウトが多い
- ホバートからの道のりでは、セントラルハイランドレイクスの入り口に位置する湖。全体的に2m前後とフラットな湖で、ウィードが多い。ターゲットはレインボーとブラウンで、アベレージサイズは大きくは無いが、アグレッシブなトラウトが生息する
- グレートレイクからブロンテに向かう途中にある、マンメイドダム。サイズは期待できないが、状況により爆釣する事があり、一度はチェックしておきたい所。ブラウン7割、レインボー3割
- オーストラリアで最も深い湖。トラウトのアベレージサイズは大きくは無いが、フライで狙うポイントが限られている為、アングラーが少なくルアーで狙うには良い湖。ブラウンとレインボーが生息する
- Lake St.Clairと一対をなしRiver Derwentへと流れる。レインボーとブラウンが生息し、アベレージは35cm程度だが数は豊富でコンディションが良ければ相当の数のヒットが期待できる